リエゾン九州 2004年新年セミナー



タイトル:「続け、ベンチャー! 頑張れ、中小企業!」
      〜〜成長する企業と失敗する企業の違いはどこだ!〜〜

 パネラー : 萬年・山口法律事務所所長/萬年浩雄弁護士
         パラマ・テック/深水哲二社長
         テクニカル電子/本房周作社長
 コーディネーター:リエゾン九州代表/栗野 良(ジャーナリスト)
 

                      日 時:1月14日(水)PM2:00ー5:30
                           場 所:福岡国際ホール(西日本新聞会館16F)
                                福岡市中央区天神1−4−1

 同じように会社を経営していても成長する企業があれば、失敗するベンチャーもある。
一体その違いはどこにあるのか。時代を乗り切る舵取りはどのようにすればいいのか。
ベンチャーが陥りやすい失敗とは。成長する経営者と失敗する経営者の資質とは・・・。
会社設立以来15期連続黒字を続けているテクニカル電子の本房社長、1課長時代に倒産会社を再興させ、自動血圧計の分野ではトップ企業にまで成長したパラマ・テックの深水社長と、再生請負人の異名を取る萬年弁護士が、成功の秘訣・失敗のパターンを徹底的に討論する。

           


リエゾン新年セミナー 2004年1月14日
           

慶和印刷(株)前田福一社長に
開会の挨拶をお願いしました。
「昨年から今年にかけて時代の変化の大きなうねりのようなものを感じる。今年は頑張らなければ生き残っていけない。タイムリーなセミナーだ」
と激励の挨拶をして頂きました。

            

左からテクニカル電子・本房周作社長、パラマ・テック・深水哲二社長、萬年・山口法律事務所・萬年浩雄所長/弁護士                         

「中小企業・ベンチャー企業の社長の中には間違って社長になった人がいる。」
「営業能力と経営能力は違う、ということが分かってない!」
「嘘をつかない! 約束を守る! これが基本!」

萬年弁護士の歯に衣着せぬ言葉に参加者も熱心にメモを取ていた。

 

深水社長は異業種交流の成功と失敗の経験から次のように提言した。
夢に向かっているときはいいが、成果物が出来るともめる」
「利益分配についてなど、親しい間柄でも契約書をきちんと交わすことが大事だ」
「できればコーディネーターがいて、全体を取りまとめてもらうといい」

「成功を支えているのはハングリー精神」
「地に着いた夢を1つずつ実現していくこと。ただし、その夢は遠い先の夢ではダメだ」
「1歩先ではなく100歩先を夢見ているから失敗する」
裸一貫で鹿児島から出てきて事業を立ち上げ、会社設立後15期連続黒字の業績を上げている本房社長の言葉だけに説得力がある。
 

「第2次ベンチャーブームの頃、研究開発型の企業で、革新的な高い技術力を持ち、短期間で急成長する可能性を秘めた企業を評してベンチャー企業と言ったが、現在ではベンチャー企業の概念はかなり幅広く使われるようにあり、今までと違うシステムで起業・成長している企業のことを言うようになっている」
と栗野。

         
    
右端:コンフォート・安恒富士夫代表
その左:お仏壇のよしまる・吉丸英明社長

前列左:トライボロジー・平島龍弥社長
その後ろの列:システムオーディット・伊東弘子社長、光テクノシステム・梅田秀作社長

前列:テクノアーツ・松脇秀三郎社長、
右後:カマタテクナス・鎌田崇裕社長
右端:ハイブリッジ・高橋壮介社長

前列右:福岡女子大学産学官地域共同研究推進室・若松國光室長/教授
発言者はアートセミコンダクタ・布施厚社長
前列左からシステムラボラトリー・外山吉計社長、コンドー・マシナリー・近藤正和社長
次列:コミュネット・中島一隆社長。その後方、髭を生やしているのがブライトウェイ・高祖智明社長


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