Google

 


サインの色彩を考える・地下鉄七隈線(2)


 年を重ねるとグレアはどうして強く感じるようになるのでしょうか?
 
以前に目の日焼けについて書いたことがあります。
紫外線の影響で水晶体のたんぱく質が酸化して白く濁ったり、たんぱく質がアミノ酸に分解されて黄色くなる。その状態を白内障といいますが、そのように白濁した水晶体を光が通過する時に眼内で光が散乱するから眩しく感じるのです。

 つまり、水晶体や目の中の浮遊物に光があたってあちらこちらに反射している・・・といったらわかりやすいでしょうか。
どう言ってもわかりにくいですね。だって目の中は見えませんものね。
しかもどのように見えているかなんて他人にはわからないし、本人もこの見え方、この眩しさが普通なのかどうかなんてわからないのです。

 でも加齢と共に確実に見え方は変わっています。
そして自覚がないからこそ危険です。

 高齢者がグレアの発生で見づらく不快な思いをしていることは、想像するよりずっと不便で心理的にも負担があります。しっかりと見たいのに眩しくて見えない・・・そんな時イライラしますよね。


ガラスや光沢のある内装・外装材での映りこみも気になります。特に情報を伝えるサインでは高齢者に限らず誰にとっても、読みにくいイコール不便です。
つまりサインとしての機能は半減します。

(向かい側の出口番号が写りこんで)

                                 カラーマーケティングコンサルタント 伊藤 恵美子

                     〔05.8.26 brog 色を読む★color essence★に掲載〕



トップページに戻る カラー・エッセンスINDEXに戻る