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人類初の宇宙飛行士ガガーリンが暗黒の宇宙に光るこの惑星を「地球は青かった」と言ったのはあまりに有名な話。1961年、40年以上も前のことです。
青い空に青い海・・・青という色は自然の中にあり私たちのすぐそばにいつもある。なじみのある色です。 けれどもその青は触れることができません。 海の水は手にすくえば透明で・・・ 空の空気も透明で・・・ 自然の中の青は見ることはできてもつかむ事ができないのです。水色も空色も私たちの空想の中に存在する色という事ができます。 だからなのでしょうか。誰もが青を見て美しいと思い、青に憧れます。
青は永遠の嗜好色とも言われています。
わたし達が青という時、その意味する色は緑から藍まで微妙に変化する様々な色味を含みます。日本の伝統色名でいうと、新橋色、浅葱色、藍色、縹色、納戸色、群青色、瑠璃色・・・・・ さて、この美しい色名でその色味が想像できるでしょうか。(伝統色については別の機会にじっくりと書きますね)
青いという言葉は、「蒼い」とも「碧い」とも書くことができます。 同じ「あお」という色を表しているにもかかわらず、その文字から感じる響きには微妙な違いがあるような気がします。 「蒼い」は辞書によってはくすんだ青と表現していることもあるようですが、私はくすんだというよりは少し白くなったどこかはかなさを含んだ「あお」を思いうかべてしまいます。 「碧い」は玉のように透き通ったそれでいて深い、または緑味を帯びたそんな「あお」を感じます。
蒼はこころをうつす色、碧は神秘の色・・・・・ どこかでそんなふうに使い分けています。
カラーマーケティングコンサルタント 伊藤 恵美子
〔06.02.08 brog 色を読む★color essence★に掲載〕〕 |