立春も過ぎ暦の上ではもう春ですね。
とはいえ本来ならば2月といえば一番寒い時期ですが、今年はなんだか変です。 暖冬暖冬と毎年のように聞いている気がしますが今年はほんとにさらに地球温暖化が深刻になっているのを実感します。 心配された冬物商戦はメーカー側がこの状況をきちっと先読みし、冬物を少なく春物を早く投入することで乗り切ったと聞いています。 年々早くなるバーゲン、今年も早々と終盤を迎え、街ではもう春が動き出しています。
携帯電話各社も次々と春モデルを発表していますが、中でも注目したいのはソフトバンクの「812SH] PANTONE社とのコラボレーションで実現した、携帯電話としては初めて、1モデルで20色というカラーバリエーション。
昨年10月ナンバーポータビリティーが開始されて以来の各社の闘いは壮絶ですね。 機能で売る、料金設定で売る、デザインで売る、これでもかと次々に投入される新機種に消費者も少々息切れ気味かと思われますが、今回はわかりやすく「色で売る」モデルです。
成熟期に突入した製品では色で新しい展開を図るというのは常套ですがすでに色で売られている商品だけに今までにない『多色』を売りに思い切った投入ですね。
在庫管理や売れる色の偏りなどリスクも大きくなりますが、
さて、この20色・・・携帯電話のカラーバリエーションとして、多いのか少ないのか?
ネット上で約700人のアンケートによる結果が発表されていました。
結果は 多いが90% 少ないが10%でした。
その理由は・・・
〔多い〕
コスト高
一色しか選べないから、着せ替え式のほうがよい。
重複するテイストも多い。
〔少ない〕
欲しい機種があっても好きな色がなかったら購入意欲が落ちる。
こだわる人は高くても待たされても買うのでもっと多くてもよい。
注文生産でツートンなど自分だけの色の組み合わせがほしい。
ただカラーバリエーションを増やすだけでは消費者にはあまり響かないようですね。
では、「色で売る」今回の戦略は意味がないのでしょうか?
カラーマーケティングコンサルタント 伊藤 恵美子
〔07.02.02 brog 色を読む★color essence★に掲載〕 |