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ワンランク上へ(コンビニ・カラーマーケティング)


〜カラーマーケティングの視点からコンビニウォッチング〜

 最近はどこにでもコンビニが進出していてとても便利になりました。
昨年地下鉄西新駅構内にファミリーマートが初登場したと思ったら、先月オープンした天神地下街にはローソンがあります。

 確かにどこにでもあれば便利。
ただ、コンビニのどこからでも認識できるように考えられたあの派手な色調の看板や明るすぎる店内照明は施設や環境などのコンセプトと上手く調和するのが難しそうです。

 そんな中、高級ブティックが並ぶコンセプトビルやオフィスなど高級感のある特定施設内に新しい形態のコンビニを展開しているのが“ファミマ!!”
(ファミリーマートの略ではなく、これがブランド名です)
先月東京汐留ビルディング内にオープンしたPedi汐留にも入っています。

昨年、東京恵比寿のガーデンプレイスを訪れた時にカラーウオ ッチングしてきましたので今回はちょっとご紹介。

                         

 さて、「ファミマ!!」と「ファミリーマート」どこが違うのでしょうか。

まず、ロゴが違う。従来のブルーとグリーンの組み合わせとは全く違う黒字に白抜き文字のモノトーンでシックにまとめています。

店内の床はローズウッド調のフローリングで落ち着いた雰囲気を出しています。
棚も床と同系色の木目調で高級感を出しながら、洗練されたイメージのステンレスのフレームと絶妙なバランスを保っています。
そして木目とモノトーンのシックな配色の中にしっかりきかせているコーポレートカラーのライムグリーンがさわやかさを、ポイントカラーの黄色が楽しさを演出しています。

さらに照明はブティックのようにダウンライトを併用。並べられた商品を浮かび上がらせるようにスポットライトも配置されています。商品もファミリーマートの半分以下でしょう。ゆったりと買い物できるスペースを確保しています。

そういう高級感あふれる店舗設計ですから商品も普通のコンビニより少々高めのいいものを厳選しています。特に輸入物のカラフルなステーショナリーが人気のようです。

少々高くてもこの雰囲気なら許せそうですね。

                 カラーマーケティングコンサルタント 伊藤 恵美子

                     〔05.3.9 brog 色を読む★color essence★に掲載〕〕



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