| ■H15年12月13日(土) 14:00 〜 17:00 
                        
  「イタリアに学ぶ小企業による産業活性化」について講師:九州ベンチャーパートナーズ(株)社長・水口敬司 氏
  発表企業「水質浄化・家畜の糞の消臭等に威力を発揮するアークイオン石」
 発表者:NEK社長・竹森朝光 氏(長崎の企業です)
     同社は水環境の改善、保全に取り組んでいる企業で、リサイクル型浄化槽、グリーストラップ自動浄化システム装置、アークイオン石等を扱っています。
 今回は河川浄化、牛や鶏などの生育、肉質の改善のほか、糞の脱臭効果が
 あり、また魚や農作物の発育がよくなるアークイオン石と、環境にやさしい「エコ
 洗剤」を使用して食堂や業務用厨房の汚れを落とす装置について発表。
 
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                        | ■H15年11月15日(土) 13:30 〜 17:00 
                        
 栗野的視点「ガソリン価格の秘密」石油業界は不思議な業界で、一般小売価格がメーカー出荷価格、卸売価格、小売価格という順に決められていくのに  対し、 全く逆の形で決められている。
                        それが可能なのは卸、メーカーがシェア確保のため出し値の事後調整をしtきたか らだ。
 だが、この悪しき慣習がやっと最近崩れつつあり、 そのこととセルフサービスのガソリンスタンドが増えたことも関係があ る。
 「垣間見る地域経済」講師:九州経済産業局産業部次長・田中耕太郎 氏
 1.経済社会の複雑化が加速している
 従来の経済活動の主体は企業・法人だった。21世紀に入り、NPO関連や個人が始めるコミュニティビジネス(ハーフビ ジネス)など社会活動と 経済活動が融合し始めた。
                        また、学生などが事業を立ち上げるなど経済活動のプレーヤーが 拡大し、多様化している。
 その中で、経済は景気の変動要因が増え、しかもそれらが絡み合っている。
 上位200社のデータを1980年を100とし、2000年と比較すると、 企業の6割が入れ替わった。
 その間、ものづくりを行う製造業が一番ダメージを受けた。製造業とサービス業を比べると経済の波及効果は製造業が  大きい (製造業1.95倍。サービス業1.35倍)。
 地域にとってどの産業を活性化させることが大切かを考える必要がある。
 2.景気変動で3つの連鎖反応が強まっている
 景気は3年前の水準まで戻った感じ。
 政策手段を総動員して元に戻らないように対策を考えている。
 3つの連鎖反応とはデフレの連鎖反応(金融の問題)、 リストラの連鎖反応(雇用の問題)、アジアの連鎖反応 (人件費 から質的なものに移行)である。
 建築現場では大型のプロジェクトの価格が大幅に下落、そのために末端にまで価格破壊が進行している。
 また、アジアは中国を舞台にアメリカ、ヨーロッパそして日本が戦っている構図が浮かび上がると指摘した。
 3.経営戦略の試行錯誤が続いている
 大企業、地方の中核企業は「選択と集中」ということで事業を再構築してきた。それは事業を細分化し再評価し、強いも のと弱いものを見分けながら、
                        強いものに経営資源を集中させる過程であった。
 だが一方で、ニッチ市場で高いシェアを持っていてもつぶれる企業もある。1つのニッチに成功しても、長く持たない。つ  まり、ビジネスモデルが長く
                        持たない時代に入った。
 
 発表企業「光触媒を利用した現場施行について」
 発表者:潟Cンベック・原崎多恵見 社長
 
 光触媒とは酸化チタンを触媒にし紫外線を当てることで空気中の水と酸素から活性酸素を作りだし、
 その活性酸素の強力な酸化力で汚れや悪臭を分解するものです。 トンネル内の空気浄化や院内感染
 防止、トイレの悪臭分解などに利用が期待されています。
 外壁など汚れが付きやすい箇所に光触媒を使えば、 外壁を汚れから守ることが出来ます。 インベックは
 佐賀県窯業試験場が開発・特許取得した技術を使い、外壁などにコーティングする現場施行を中心に
 行っています。
 
 「水質浄化を中心とした環境保全技術について」
 発表者:潟}リン技研・吉永勝利 社長
    湖沼、河口域、海域なとで海底や湖底に沈めたポンプを利用したエジェクターによって水流を発生し、活性化し環境保全を行う「ジェットストリーマ」
 湖沼のアオコを超音波を使って破壊し死滅させる「アルジーハンター」
 畜産廃液処理後の水色を脱色する「オゾン脱色装置」
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                        | ■H15年10月11日(土)  13:30 〜 17:00 
                        
 1.「駅前旅館の鉄筋版」が持てなしの心講師:東横イン博多口駅前・今子支配人
   @東横インの特徴・全て女性支配人であること
 ・土地持ちのオーナーを見つけて、テナント料を支払う ビジネスモデル
 A東横インの考え方
 ・支配人は「旅館の女将さん」である
 ・・・支配人でも掃除や雑用もやる。規律はあるが、お客様の要望に臨機応変で
 対応する
 ・女性の良さを活用する
 ・・・ホテルを守る気持ち、きれいづきであるところ、細かい気づきなどを即行動に
 移せるように権限と責任を与える。 採用でも経験者ではなく、素人を採用する。
 ・最良の営業は接客である
 ・・・来ていただいたお客様にまた来てもらうように努力することが 営業活動である
 ・お客様第一主義
 ・・・お客様はビジネスマンが多く、快適な眠りが一番の目的。それを満足させるた
 めベッドを広くし、チェックインを 早くからできるようにしている
 B今子支配人のポリシー
 ・自己満足のサービスにならないように、お客様の意見を個々に聞く姿勢を持つ
 ・仕事は利益重視ではなく、 面白がってやる
 
 2.発表企業:
 揺れ倒れ自動防止器具「田尾左内(たおさない)くん」
 発表者:ウェストルーム(有) 西室久一社長
   家具等の前方下に取り付け、揺れ倒れを防止する器具。一部、大川家具の高級品に採用されている。特徴
 ・高級家具の付加価値
 ・防災センターでテスト済み
 ・使いやすさ
 問題点と対策案
 ・コスト面・・・金型を作ってしまっているため、1個300円と高い
 ⇒部品点数の削減、中国など人件費が安いところで製造
 ・販売方法面・・・大川など家具製造メーカーに製造段階で付ける
 ⇒既に家にある家具につけられるようにし、 ホームセンターなどで販売
 ・デザイン面・・・家具のデザインと合わない
 ⇒あまり見えない側面につける
 ・ニーズ面・・・消耗品ではない、地域限定であるなど大規模な需要が見込めない
 ⇒行政に呼びかけて、地震多発地域では家具につけることを条件にする
 
 初参加者:クリエイトハウス・サン・藤野寧氏、インベック・原崎多恵美社長、長菱制御システム・山中孝友顧問、 安恒富士夫氏、ビジネスリファイン・大野祐子社長、
                        ホテルエクレール博多・永安重喜支配人
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                        | ■H15年9月13日(土) 13:30 〜 17:00 
 
                        
  1.「栗野的視点」現在、各地で相次いでいるゴルフ場の破綻と外資系ファンドの日本買いについて手短に解説。
 
 2.「危ない会社の見分け方」
 講師:CSマネジメント・佐土原親憲 氏
 
 3.発表企業:潟Aイランド
 発表者:波動工法推進事務局長 松浦継夫 氏
 「健康住宅 波動工法の家について」
 
 炭を使った健康住宅について説明。
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                        | ■H15年8月9日(土)  13:30 〜 17:00 
                        
 1.「ユニバーサルデザインの考え方によるモノづくり」講師:NTデザイン代表・長峰秀鷹 氏
 (デザイン都市FUKUOKAを創る会会長)
 
 21世紀型の経営戦略とは何なのか。
 それは20世紀型の経営手法の延長でないことは確かだろう。
 古いスタイルの手法ではもはや企業も成り立たなくなっている。
 新たなスタイルを模索すべき時が来ているが、
 その一つのヒントがユニバーサルデザイン、エコロジカルデザインと
 呼ばれるものだろう。
 そこで、ユニバーサルデザインという考え方によるモノづくり
 について話してもらいます。
 
 2.イスラエルの技術について
 エーベストテクノプランニング・阿部安彦 社長
    イスラエルの技術が世界の最先端をいっていることはよく知られていますが、それらの技術の多くはまだあまり我が国に紹介されていません。
 イスラエルの技術者に独自のネットワークを持つ阿部社長は、同国の技術や製品で
 我が国でも使えるものを輸入・紹介しています。
 そこで今回は阿部社長に、イスラエルの技術事情を紹介してもらいます。
 3.発表企業:秋田県マーケティング室発表者:秋田県マーケティング室・澤田昇主幹
 
 イ)「秋田県マーケティング室からの提案」
 福岡県域企業との事業連携方策について
 
 ロ)「杉材を活用した単板積層材商品の紹介」
 建築構造材用の中空円筒柱と
 超軽量杉イスなどについて
   発表目的:いずれもマーケット開発の視点から御意見を伺いたい。 | 
                      
                        | ■H15年7月12日(土) 13:30 〜 17:00 
 
                        
 1.大川街おこしプロジェクトの内容と今後のスケジュール発表発表者:イーケンジ・コム 石井賢治氏(リエゾン九州運営委員・イベント担当)
 
 2.「ホームセキュリティのポイント」
 講師:セコム・ホームセキュリティショップ博多店長
 水と安全はただーー。いまやこの言葉は死語になりました。
 ちょっとしたカギのかけ忘れ、 2層階以上の窓の開けっ放し、簡単に開くカギの使用など、相変わらず日本人のセキュリティ意識はゼロに近いものがあります。
 そこで実例を交えながら、ホームセキュリティのポイントを話してもらいます。
 3.「メールの作法について」
 講師:ナレッジネットワ−ク・森戸祐一社長
 4.発表企業
 「新開発ソフトMediaPresenterの発表と資金公募」
 発表者:コミュネット・中島一隆社長
 発表目的:資金集め
 コミュネットは平成12年10月設立のベンチャー企業です。
 事業内容はコミュニティー内および他のネットワーク間のコミュニケーションをサポート
 するシステムのコンサルティング・ 企画・開発・運用/保守・コンテンツ提供です。
 今回開発したMediaPresenterは動画・静止画・音声・文字などのあらゆるデジタル   素材を複合的に組み合わせ、高付加価値なデジタルコンテンツを作成するソフトです。
 
 
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                        | ■H15年6月14日(土) 13:30 〜 17:00 
 
                        
 
                        1.リエゾン九州会員の自己紹介今回は互いに交流を深めるために「リエゾン九州会員の自己紹介」を
 いつもよりほんの少し長めに取りました(先月紹介した会員以外)。
 
 2.今年度運営委員の紹介
 平成15年度の新運営委員を紹介、リエゾン九州の新体制の紹介
 3.「流通戦争のその後を斬る」
 講 師:ジャーナリスト・栗野 良
 常に流通の現場を見てきた栗野流の企業の見分け方で、流通戦争のその後を
 徹底的に斬ります。
 
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                        | ■H15年5月10日(土) 13:30 〜 17:00 
 
                        
 1.リエゾン九州会員の自己紹介今回は互いに交流を深めるために「リエゾン九州会員の自己紹介」を
 いつもよりほんの少し長めに取りました。
 
 2.日韓IT関連ベンチャー企業の交流会について
 発表者:インターネットトウキュウ・平塚正行社長
 韓国・仁川のITベンチャーを中心に約30社が6月6日に来福し、日韓ITベ
 ンチャービジネスコラボレートを行うので、 その説明をしてもらいました。
 
 3.「資金繰り表の作り方について」
 発表者:秋吉公認会計士事務所・秋吉博文 氏   同社が最近開発した「繰り之助」 というソフトの使い方について。
 4.「大川の町おこしについて」   発表者:大川未来塾のメンバー
 
   参加者の関心も高く、大いに意見が盛り上がり、近い内に大川視察ツアーを組むことが決まりました。
 
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                        | ■H15年4月12日(土) 13:30 〜 17:00 
 
                        
 1.「当社はこうしてオンリーワン企業になった」講話:中野建築システム社長・中野龍之 氏
 
 同社がユニークなのは全国はNO5までの企業と、地場は業界NO1
 企業としか取り引きしないこと。
 誰でもそれが許されるならそうしたいと思っているでしょう。
 何も好き好んで採算割れの受注をしているわけではない、と。
 だが、同社はそれをしてきているのです。
 何故それができたのか。
 その辺りの秘訣をたっぷりと話してもらいます。
 
 
 2.発表企業「環境を浄化するグラビトンセラミックについて」
 発表者:泣jシキュウ・平一馬 氏
 
 ニシキュウはスーパーの鮮魚売り場に入居しているテナントです。
 平氏自身30年以上魚と関わる中から汚染魚が増えつつあると感じたのが
 環境問題に取り組むようになったきっかけ。
 消毒薬、合成洗剤、土壌・海洋汚染などを調べていく内に行き着いた
 のが重力波による波動が創り出す場で有害な電磁波による体への悪影響
 を防いだり、土壌改善をするグラビトンセラミック。
 今回はこの製品説明をし、販売方法などへのアドバイスを求めます。
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                        | ■H15年3月8日(土) 13:30 〜 17:00 
 
                        
 1.「地方でもやり方次第で成長企業になれる」講話:泉屋酒販叶齧ア・土師正記 氏
 
 同社の所在地は久留米市です。
 昭和30年創業の業務用酒類(一流ホテル・居酒屋等)卸。
 これだけ聞けば成長企業どころか衰退業種です。
 でも、実態は逆です。
 経営理念は「お客様第一主義」。
 言うだけならどこでも言っています。
 では、どこが違うのか。どういうやり方をしているのか。
 その話はきっと今苦しんでいる中小企業の経営者に役に立つでしょう。
 
 2.発表企業新開発の「革新的組積造」について
 発表者:潟Mオン設計社長・中村光男 氏
 
 「革新的組積造」とは非常に簡単に説明すれば、一種のパネル組み立て工法です。
 石やレンガを積み上げて構造物を立てる工法(組積造)は現場で簡単に
 組み立てられるが耐震性が弱いのげ欠点。
 そこで耐震性を強化するため張力の非常に強いワイヤーでパネルを繋ぎ
 合わせて作るようにしたものです。
 パネルは70cm角。コンクリートの1/3の重量。
 「革新的組積造」の長所は耐久性、低コスト、高品質、軽量、高断熱、
 高強度、耐震性。
 このようにすぐれた商品を開発されましたが、以下の点について皆様の
 自由な意見を聞きたいということです。
 
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                        | ■H15年2月8日(土) 13:30 〜 17:00 
 
                        
 1.「会社倒産を乗り越えて、新たな特許製品で再起を果たす」発表者:潟Mオン設計社長・中村光男 氏
 
 中村社長はこの間まで注目されていたベンチャー企業・ジョイストの経営者
 でした。長年建設関係に携わってきた経験から、 業界の常識を覆す軽量コンク
 リート(特許製品)を開発し、大いに注目されました。
 とはいえ土木・建設業界は利害関係が複雑に絡み合った古い体質の世界です。
 どんなにいいものでも、はい、そうですかと簡単に採用はされません。
 それを根気よく説得して、やっと大手ゼネコンや地場マンション建設会社に採
 用されるところまで漕ぎ着けた時、会社が「乗っ取り」に遭い、 特許も何もか
 も奪われてしまいました。
 しかし、災い転じて福となす。七転び八起きの精神で再起を期し、全作の弱
 点を改良しパワーアップした改良軽量コンクリートを昨年、再び開発しました。
 この不死鳥のような凄まじい経験と軽量コンクリートについて語ってもらいました。
 
 2.「新開発の畳めるプラスチック箱」発表者:潟Rンドー・マシナリー社長・近藤正和 氏
 軽くて省スペースで安いのが段ボール箱の長所。
 ところが、現在、資源問題から世界的に段ボール箱の規制が強まっています。
 そこで注目されているのがリターナブル容器。何度でも使い回しができる通函のことです。
 リターナブル容器の代表はプラスチック容器です。 だが、嵩張るという欠点が。
 そこで同社が開発したのが折り畳めるプラスチック箱。
 もともと同社は縫製加工会社。その縫製技術を生かしてプラスチック板に特製ミシンでベルトを
 縫い合わせた箱を開発。
 1年前に開発したものにさらに改良を加えたのが今回の商品。
 用途開発、販路開発のアドバイスを求めています。
 
 
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