「コロナ分析」と「スウェーデンの対策」〜読者から



 最近のコロナ批評に一言。

国からの指針→巣篭りへの反発で、少し筆が走りすぎてないでしょうか。
もちろん、国(あるいはお上と言ってもよいが)に無批判に従う怖さや、それをよりどころにして差別的に糾弾すべき相手を作り上げる怖さが現れていることに危機意識は覚えます。政府の問題もさることながら、江戸時代から、お上にならされた人々の行動パターンと意識には強い落胆を覚えます。自粛警察などが典型的です。

ところで、論評スエーデンとコロナについてですが、経済のダウンをせず、全国民に免疫をつけようとする政策
今までのところ病気に関しては、必ずしも成功例とは言えないようです。
死者数の判断をどう見るかです。

データからすると、他国に比べ多いと判断すべきと思います。
NET上で SWEDEN CORONAで検索するとWorldometerの見やすい表が出てきます
毎日更新されていて、それぞれの国がある。

また、スウエーデンも無制限に自由な状態ではありません。
渡航制限もかけられており、他のEU同様と思います。
また、集会の制限では、違法行為についての警察力の行使もうたわれています。
参考資料は、多分スエーデン政府の物(組織名がわからぬので)。(ネットで検索)
イギリスやフランスのように都市ロックダウンはしていませんが、それなりにいろいろと注意や制約がないわけではありません。
日本の現状はロックダウンまで行かずスウエーデンの政策まで行かない中間にあるのではないでしょうか。
栗野論文が、走りすぎていると感じましたので少し調べてみました

経済活動の早期回復が、死活問題になりそうです。
今後さらに一層、大手と中小企業間の格差は拡大すること必至です
トヨタの来期大幅減収予測は、リーマン以降も部品価格を値上げせず、自社の業績回復のみ優先し格差拡大となってきましたが、おそらくさらに価格値下げを要求してくる筈。
そうなれば、今までの格差がさらに増大すると思います。アベノミクスの狙いは円安誘導による、トヨタのような輸出産業業績を上げGDP増による景気回復を印象つけるのが狙いなのでは?

昨日の追伸です。
RATIO INSUTITUTEの3人の学者による解説を読みました。
再びNET. 5月12日付記事。

“Sweden’s Coronavirus Strategy 
   will soon be the World’s  “

「スウエーデンのコロナ対策は間もなく世界の潮流になる」
という表題。

興味深かったのは、
AA) ロックダウンせず、免疫保有者の比率を40〜60パーセントにすることで、早ければ5月末までに罹患者が減る
  要は、軽く感染させる人を増やす

BB) 死者数が多いのは、要介護者や高齢者 及び移民(immigrant)
     (移民は貧困者層が多く、テレワークできないサービスについている者多い)への対策が遅れたため ・・・・死者の50パーセント以上
   一例として、マスク着用の指示遅れと表現している

CC) スウエーデン方式の成功は、スウエーデン固有の国民性にもよる
   (政府を信頼し、かつ自由への欲求が強い、また基礎体力も強いと述べている)

DD) ロックダウンによるGDPのダウンは年25パーセントと推定

EE) 高齢者や施設の人達には巣篭りを勧め、若者達から感染者を増やそ
   としています

要は死者数を増やさぬように、感染者数を増やすか
治療薬の完成による対策を取るかしかなさそうです。

栗野さんの書かれているように、都会中心の考え方への反省も必要かも。
実は、他県に出るのは少し憚られますが、自分の行動にそれほど制約を感じる生活はしていません。
もともと密集度合が違うし、会う人の数も少ないですから。

          中原成始郎

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