栗野的視点(No.855) 2025年4月14日
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友、遠方より来る、桜の名所を案内し楽しむ。
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4月7日11時30分、岡山駅で福岡から来た友人、村川さんを迎えた。
かねて一度、私の故郷に来ませんか、と誘っていたが、同じことなら春の桜の季節がいいから4月初めに来たらと誘った。
桜が見頃になった頃を見計らって声を掛けると2つ返事でOKし、その日の内に新幹線の予約をしたと連絡があったので、当日、岡山駅まで友人を迎えに行き、その足で後楽園側を流れる旭川土手沿いの桜並木を見て廻り、続いて後楽園、岡山城に。
旭川土手沿いの桜並木は満開だったし、後楽園ではボランティアガイド付きで廻ったこともあり、今まで通らなかったところ、気付かなかった箇所の説明を受け、後楽園に対する見方も変わり、友人と2人でガイドを頼んだのは正解だったねと喜んだ。
その後は実家がある美作市に車で移動し、湯郷温泉で一風呂浴び、温泉を堪能してもらったところで実家に案内。
夕食は我が家近くの台湾料理の店で摂り、ビールを飲みながら語らい、楽しい時間を過ごした。
日程は2泊3日の予定で、大したもてなしはできないが、その間は我が家に泊まってもらうことにしたので、じっくり色々な話ができたのがよかった。
翌日は津山城址で桜見物。
津山城は織田信長の小姓、森蘭丸の弟、森忠政が築城し初代城主だったことで知られており、「日本100名城」「日本さくら名所100選」に選ばれている桜の名所。
現存している城址面積はさほど広くないが、そこに桜が密集しているから上を向いても横を見ても下を眺めても桜、桜で、備中櫓から下を見れば咲き誇る桜がまるで雲海のように見えるほど桜がきれいだ。
津山城や後楽園、旭川土手沿いの桜の写真は「栗野的風景」に多数アップしていますのでご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/kurino30/
この光景には友人も満足してくれたようで、とても喜んでくれた。
3日目は午前中、カタクリの花が群生している場所に案内した。
カタクリは小さく可憐な花で陽射しがあると花びらを後ろにそり返すように花開くが、曇りの日や夕方の光が弱くなってくると下を向いて俯くように花びらを閉じてしまう。

幸いこの日は晴れで見事に開花していたし、九州では自生していない花なので友人も「珍しいものを見た」と喜んでくれた。
まさに「朋あり遠方より来る。亦楽しからずや」で桜の下を歩き、語り合い、
親交を深め、帰福後は福岡での再会を約し岡山駅で別れた。
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