|
栗野的視点(No.880) 2026年1月19日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Windows10を無料で1年延命させる方法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨年10月14日にマイクロソフトがWindows10のサポートを打ち切ったため対応に苦慮している人は、この時点でも結構いるのではないだろうか。
数年前購入の新しいPCでWin11へのアップグレードが可能なPCの場合は問題ないが、ハード・ソフト的にアップグレードの要件を満たしていないPCの場合は新たに買い替える以外にない。
ところが企業、個人ともに現時点でもWin10PCを使い続けている人は結構な数いそうである。
特に中小企業の場合、社内のPC複数台を買い替えるとなると、それなりの出費を要することになるから1台だけはWin11に買い替えたが、本社の1、2台はWin11にしたが工場や出先のPCはまだという所も多いのではないか。
実はこのパターンが一番危険だ。昔と違い今はPCをスタンドアローンで使っている会社はまずないだろうから。
2台しかPCがなくても社内LANで2台は繋がっているはず。それぞれのPCを独立させたスタンドアローンで使えばデーターの共有ができず非効率この上ないからだ。
つまり1台のPCがウィルス等に感染すれば他のPCも感染しデータ(顧客情報等を含め)が盗まれるということで危険この上ない。
とまあ、いくら口を酸っぱくして危険性を唱えたところでPCを複数台買い替える経費がないと言ってWin10のまま使い続けている中小・零細企業はいるだろうし、たまにネットを見るだけだからと古いPCを使い続けている個人もまだまだ多いだろう。
今号ではそういう企業や個人に出費なしで今使っているPCを使い続けられる方法をお届けしたい。
栗野的視点(No.878)では「Windows10の古いPCをWin11にアップグレードした」と題して私のPCをWin10からWin11にアップグレードした方法を紹介したが、PCに詳しくない人は少し躊躇していたかもしれない。
そこで今号ではもっと簡単にできる方法を紹介しよう。
その前に、無料でWin11にアップグレードできる方法があるにも関わらず実行しない人が危惧している点は何かを考えてみると、およそ次のような点ではないだろうか。
1.操作が難しそうだ。
2.データが消えるのではないか。
3.アップグレードに失敗した場合、元に戻せるのだろうか。
4.マイクロソフト公認の方法なのか。
5.有料か無料か
まず2のデータ消失の問題
前回紹介したWin11にアップグレードする方法も、今回紹介する方法も「データが消失することはない」。
OSが同じWindowsなのでデータ部分には一切変更を加えないから、PC内のデータが消失することはないが、不安がある場合は事前にデータをバックアップしておけばいいだろう。
次に5の有料か無料かの問題
結果から言えば前回紹介した方法も、今回紹介する方法も無料で行える。
ただ今回の方法はマイクロソフトが有料で企業に提供している方法だが、個人利用に限り無料で1年間利用できるようにした特別処置である。
なぜマイクロソフトはそういう処置を取ったのかといえば、事前にWin10のサポート打ち切りとPRしていたにもかかわらず、かなりの数のPCがまだWin10のまま利用されていると判断したからである。
これは憶測による判断ではなくWin10PCの出荷台数とWin11PCの出荷台数を比較することで、まだWin10のまま使われているPCの概算台数が分かる。
その結果、当初マイクロソフトが想定していた数字以上に多くのPCがWin10のままだと分かり「慌てた」あるいは何らかの救済処置の必要性に迫られたということだろう。
(2)に続く
#Windows10を安全に無料で1年使い続ける方法
|